こんにちは、3世代同居歴12年のあいーだママです。
安倍内閣が解散して菅内閣になったこの頃ですが、
安倍内閣の時に「住宅関連に三世代同居への対応を支援する施策で出生率を1.8%にあげる」とかやってたんですが、覚えている方いらっしゃるでしょうか?
この施策を聞いて正直私はずっこけました。
あれ、いきなり3世代同居支援ですか??
今なら箱(家)作る補助をするから、育児も介護もできるだけ家族で支えあってということです。
3世代同居で生活しているものから言って、3世代同居は、政治家が思っているほど楽ではないです。
精神面だけでなく現実問題からも考えてみましょう!!
3世代同居をすることによるデメリット。
実両親・義両親とも近居別居を私がおすすめする3つの理由
目次
3世代同居より、
近距離の別居を私がおすすめする理由
結婚すぐから夫の親と同居して12年ほど生活してみた感想から言いましたら、
三世代同居より、近距離での別居の方がいいように思います。
三世代同居ですと、メリットもありますが、子供の保育に関するデメリットも見られるからです。
【理由その1】
3世代同居だと育児の手伝いを過度に期待してしまうから
3世代同居で一番期待するのが乳幼児期の育児の援助ですが、最近の親世代は高齢になっても働き続けている方が多いのではないでしょうか?
私の子供が乳幼児の時は、昼間は仕事で誰もいないのでほぼ手伝ってもらえない状態。
ただわが家は、夜はおふろや見てくれているので、私はとても助かりました。
しかし家庭によっては、働いている親世代の食事の準備、掃除等も押し付けられたりと、
手伝ってもらうどころか、負担が倍増して、同居のメリットが全くない、疲れとストレスで同居を辞めた友人もいました。
甘い期待を抱かないで、実親、義親どちらに同居するにしてもよく話し合いましょう!
お互いに期待を持ちすぎると、とってもストレスたまります。
【理由その2】
3世代同居だと保育園に入りずらくなる?
保育園入園激戦区になればなるほど、、三世代同居だと入りずらくなってしまうっていうのが現実。
もともと保育園は子供を見る人がいないのが前提で入園するのだから当然といえば当然ですね。
仕事をしていない(したとしても短時間)の65歳以下の親との同居となると、家に保育できる人がいるって行政側からみられて、保育園にいれてもらえない可能性が高いです。
なお、親が65歳以上であれば、無職で家にいても、保育対象者に数えられないので、まだ保育園に入れる可能性があります。
(年齢は各自治体で違う場合もありますので、ご確認ください)
今の親世代ではお仕事はしていないけれど趣味や習い事、お付き合い、ボランティアとかで家をお留守にする時間が結構みられますよね。
そんな生活をしていて、いざ孫を預かってみる。
保育は毎日の事なので、子供世代が共働きの場合、親世代には、ほとんど家にいてもらうことになってしまう。
「孫を預かる」と言ってはみたものの、かわいい孫でも、自由な時間が減ってしまうと親世代両親にかなりストレスがたまりますのでご注意ください。
保育園に入れる場合を考えると、親の年齢65歳以下では同居はデメリットになってしまうことがある!
保育園の利用者負担額については、父母の市民税所得課税の合算額で計算されますので、同居の祖父母の収入は合算されません。
(ただし父母の収入が生活保護の基準を下回る場合は別)
保育園にかかる利用負担金では同居のメリット・デメリットはなしです。
【理由その3】
三世代世代同居だと学童保育に入りずらくなる?
世間一般で言われている「小1の壁」です。
学童保育は、保育園と同じくらい同居の祖父母がいる場合は残念ながら入れないところがおおいです。
(私の周辺の自治体ですと70歳以下の祖父母が同居している場合、通常は入れなかったです。)
家にいる祖父母がいざ具合が悪くなって、途中から学童保育を申請してもいっぱいでなかなか入れない可能性もあります。
まとめ
ここまでの3つの理由により、3世代同居より近距離別居。、
なおかつ、子供が小さければ小学校学区外の近距離別居をおすすめします。
スープがほどほど冷めるぐらいの距離感が個人的にはベストです。
近距離別居であれば、保育園入園の規定にもひっかからず、学童保育の規定にも引っかかりません。
子供を一時的に預かってもらえる一時保育にもスムーズに登録できます。
近距離別居であれば、親世代(実親、義親)に何かあった場合にもすぐに駆けつけられますし、 逆に親世代からの援助も得ることもできるかと思います。
そしてなによりも、それぞれの生活スタイルをおくりながら、あまりストレスをためずに三世代の交流がはかれるのが一番のメリットです。